こんにちはがくし です。
今日は「勇気」と「後悔」についての話。
ぼくたちの生活は「新しいなにか」と向き合うことで成り立っています。
高校や大学への入学、社会人として入社、新しいコミュニティーに入るetc.
なにかを始めるとき、なにかに挑戦するときってめちゃめちゃ緊張したり、不安になったりしませんか?
特に、今までに自分が経験したことのないものや持っている情報が少ない時は本当に怖いです。
実際にやってみないと分からないものがほとんどなため、どうしようもないことではあるんですけどね。
不安にはきりがない

なにかを始めるとき、特に「今まで経験したことがないもの」の場合、心にマイナスの力が働きます。
- 「失敗したらどうしよう」
- 「何かあったらどうしよう」
- 「批判されたらどうしよう」
などなど。
自分の身に起こるかもしれないこと、自分の周りの人や環境の変化について不安になります。
けれど、その不安はたいてい「なにかをした後」のこと。「することそのもの」についてじゃないんですよね。何をしてそれが自分の望んでいない方向に結果が傾くことに恐怖を感じるから不安になるんです。
勇気を出すその直前がピーク
「勇気を出す」って行動はやるかやらないかをきめるその一瞬だけ。行動に移したら必死になるから、心配や不安のピークは過ぎてます。
例えばピアノの発表会。直前まではうまく演奏できるか不安で仕方がない緊張で気が狂いそう。けど、いざ始まると弾くことに一生懸命だから不安とか緊張とかはどこかに消えてますよね。
後悔はずっと心を苦しめ続ける
「不安」は未来、「勇気」は今なのに対して「後悔」は過去にフォーカスした感情です。
未来は遅かれ早かれやってきて不安や勇気という感情は「成功」や「失敗」の結果に変わります。しかし、過去はもうやってきません。別の形で後悔をとり除かないかぎり後悔は一生つきまといます。
不安や恐怖、心配ごとはぼくたちの人生には必ずついてまわるもの。その一つひとつから逃げていると、後になって何倍にも膨れ上がってまたかえってきます。
記憶に残すならいい記憶を
人間はいい記憶よりも悪い記憶のほうが残りやすいというアメリカの心理学の実験記事を読んだことがあります。ぼくもこれにはすごく共感します。
たとえいいことがたくさんあったとしても、その喜びの記憶はある程度時間がたてば薄れてきます。けれど心の底から嫌だと思ったネガティブな記憶はずっと鮮明に覚えているんですよね。
挑戦しなきゃ成長はない

挑戦して失敗しなさい。しかし、挑戦に失敗してはなりません。
–John Quincy Adams–
失敗の最大の原因は、始めるきっかけとその心持ちをうまく見つけられないことです。
ぼくたち人間は歩いたぶん、挑戦したぶんだけしか成長できません。挑戦しなければ失敗することはありません。けれど、挑戦しないと絶対に成功、成長することはありません。
成功へのはじめの一歩は、失敗への恐怖心を克服することです。たとえ、勇気を出して失敗したとしてもそれはほんの少しでもじぶんが進んだ証拠です。
同じ後悔をするなら何もしなかった後悔じゃなく、何か勇気を出した結果での後悔にしましょう。
勇気を出す。その一瞬で、もしかしたら人生が大きく変わるかもしれません。まずは小さいことからでも始めてみましょう!
- 挑戦する事そのものに不安を抱く人はいない
- 失敗した時のことを考えて不安になる
- 不安なのは始めるその瞬間まで
- 動き出したら「不安」は「懸命」という原動力になる
- 一緒に頑張りましょう!
コメントを残す