こんにちはがくし です。
韓国の大学に在籍している大学生ブロガーです。
ぼくも大学生になって数年が経ちました。
今回は高校生から大学生に変わって感じたこと、気づいたことを書いていきます。
留学生なので日本の大学の詳しいことはわかりませんが、おそらくどんな環境でも共感できるであろう内容にしていきます。
授業が急に専門分野になる

高校生の時は教科書に沿って公式や問題の解き方をみんなで一緒に勉強していきます、ぶっちゃけきちんと勉強していれば余裕です。
しかし、大学に入ると急に学ぶことがいちいち難しくなります。どちらかといえば「勉強」というよりは「研究」のような感覚です。
例えば「英語」。
高校生までは文法と単語を覚えて教科書の長文を読んでいく、テストではその単元で学んだ単語や文法表現が出題されていました。
しかし、大学で学ぶ英語は「言語学」として学んでいます。もちろん文法など基礎的な内容も勉強しますが、「英語とは、言語とはなんなのか」の勉強の方が多い気がします。
「英語教育論」のように赤ちゃんが言語を習得するまでのプロセスや英語をいかにしたら効率よく学べるのか、はたまた英語とはいつからどのようにして広まっていったのか、などを研究していきます。
文系学科の授業でもこんな感じなので理系学科で学ぶことはかなり専門的なことを学ぶはずです。
ルールがない代わりに全て自己責任

あれはダメ、これもダメとあれこれルールを守れと言われてきた高校生までと違って、大学ではほとんど規則がありません。
大学の授業中に勝手に教室を抜けても特に何も言われないし、パソコンでカタカタ作業していても授業の邪魔さえしなければ問題になることはありません。
教授の機嫌によっては「お前何やってるんだ」と言われることもありますが。
成人して社会人になる一歩手前の段階なので、自分のことは自分でするようにというスタンスですね。
授業を一生懸命聞いて良い成績をとるも良し、サークルを掛け持ちして青春を降下するも良し、面倒なら授業をサボっても何も言われません。その代わりその結果については本人が責任を持たなくてはいけません。
確かに自由です。
けど、「責任のない自由はない」ということですね。
自分のことは自分でなんとかする力を身につけて行かなければいけません。
関わる人の幅が増える

これは大学生を経験している人なら誰もが感じていることだと思います。
地元の学校に通っていると小学校から高校まで、ほとん同じような環境で育った人ばかりで、新学期のクラス替えがあっても大抵知ってる人ばかり。
卒業する頃には同じ学年の人ほぼ全員と喋ったことがある。そんな環境でした。
しかし、大学には全国各地からたくさんの人が集まります。
育った環境や能力、経験してきたことも本当にさまざまです。
同じ授業をとっためちゃめちゃ頭の良い人、サークルで出会った共通の趣味をもつ人、学生なのに起業して社長になってる人、筋トレが好きすぎて学校のジムに住み着いてる人etc.
今まで関わってこなかった人たちと出会うことができます。
ただ、免疫のない人たちといきなり深く関わると変に影響されて自分を見失う可能性があるので注意が必要ですが。
ただし、出会った人全員と仲良くなる必要はなくて、たくさんの人の中から自分の夢や、目標に共感してくれる人を見つけて切磋琢磨することが大切です。
計画性有る無しで大きく差が出る

これは責任のない自由はないということと少し似ています。
中学、高校までは受験シーズンになると進路希望調査をとってくれたり、定期的に模試を受けて自分の実力を図るタイミングがありますが、大学では就職に関しては自分で計画を立てて進めていかなくてはいけません。
就職が決まらなくても自分の責任だし、就活でどう動くのか、面接対策など、事前に計画を立てて実行している人は大抵大丈夫ですが、「まぁなんとかなるだろう」と適当にしている人は最後に痛い目を見ています。
ぼくの知り合いにも何人もそういう人がいました。
就職以外にもそうです。
小さくは授業の課題や試験。大きくは将来設計に至るまで真剣に向き合って準備している人ほど優秀だし結果も残しています。
自分の未来がかかっているのに瞬間的な楽しみを優先させてしまうひとをたくさん見かけますが本当にもったいないと思います。
まとめ
大学生になって変わることは4つ
- 授業が急に専門分野に変わる
- ルールがない代わり自己責任
- 関わる人の幅が増える
- 計画性有る無しで大きく差が出る
今回はぼくが感じたことを大きく4つにまとめました。
大学生になって苦労することもたくさんありますが、得られることもたくさんあるので楽しいです。
人生の中で一番将来のために色々蓄えることができる期間でもあります。
残りの大学生活も楽しく努力していきます。
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